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AORとは音楽のジャンルで「Adult Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)」の略です。
直訳すると「大人に向けたロック」となり、そのままの意味でよく使われます。
特徴として、洗練された都会の夜を思わせるような雰囲気があります。
80年代に特に流行した一大ジャンルの1つです。
アメリカではこのような大人向けのロック(曲)のことを「アダルト・コンテンポラリー・ミュージック」と呼びます。
「Album Oriented Rock」または「Audio Oriented Rock」の略というパターンもありますが、このブログではこっちの意味で進めていきます。
Hard To Say I’m Sorry|Chicago (1982年)
ハード・トゥ・セイ・アイム・ソーリー|シカゴ
邦題「素直になれなくて」
AORといえばまず頭に浮かぶのがこの曲です。
別れたくはないけど謝ることもできない切ない男の気持ちを歌っています。
もうイントロからずるい。超名曲です。
Arthur’s Theme (Best That You Can Do)|Christopher Cross (1981年)
アーサーズ・テーマ|クリストファークロス
「天使の歌声」と呼ばれるクリストファークロスの綺麗な歌声が印象的な曲。
先にあげたシカゴの「素直になれなくて」と並ぶAORを代表する名曲といえます。
クリストファークロスはAORの宝庫なので、この曲がいいと思えたならぜひアルバムで聴いてみてください。
Keep On Loving You|REO Speedwagon (1980年)
キープ・オン・ラヴィング・ユー|アールイーオースピードワゴン
REOスピードワゴンを一躍有名にしたAORの名曲です。
直訳すると「君を愛し続ける」という意味になります。
パッと聴くと甘い曲ですが、実は「浮気されたけど君のことを愛し続けたいんだ」という少し切ないラブソングになっています。
We Are All Alone|Boz Scaggs (1976年)
ウィ・アー・オール・アローン|ボズ・スキャッグス
この曲を外すわけにはいきません。「AORのスタンダード」と称されるほどの名曲です。
70年代の曲なので、AORの元祖とも言える存在です。
Georgy Porgy|TOTO (1978年)
ジョージー・ポージー|トト
TOTOもAORの代表格。この曲は、知る人ぞ知るTOTO初期の名曲です。
タイトルのジョージー・ポージーはアメリカの古い童謡からきています。
作中にもコーラスとして登場しています。
Georgie Porgie, pudding and pie,(ジョージーポージー、プリンとパイ)
アメリカの童謡「Georgie Porgie」より
Kissed the girls and made them cry,(女の子達にキスして泣かれちゃった)
When the boys came out to play,(男の子達が遊びにやってきたら)
Georgie Porgie ran away.(ジョージーポージー逃げちゃった)
意味不明すぎて怖いです。笑
AOR、素晴らしいジャンルですよね。
他にもたくさん良い曲がありますが、今回は5曲に厳選しました。
他にも良いAORの曲があったらぜひ教えてください。
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