80年代洋楽|おすすめ曲20選

クイーンの日本びいきの理由は?

クイーンライブ

クイーンの日本びいきの理由

その理由は…

1975年の初来日の時に他の国ではなかった熱狂的な歓迎を受けたため。

当時のクイーンは3枚目のアルバム「シアーハートアタック」をリリースして半年くらい経ったタイミング。

代表曲「キラークイーン」が全英・全米でヒットし始めた時です。

今となっては、嘘?とすら思いますが、当時のクイーンはイギリスや他国で酷評されていて熱烈な歓迎を受けたことがありませんでした。

しかし日本では、見た目もカッコ良く、華やかで上品なクイーンは女性を筆頭に人気があり、熱狂的な歓迎となったわけです。

世界で初めてクイーンへのおもてなしが出来たのは光栄ですよね。

ホテルニューオータニの庭で芸者からお茶を出され、もてなしました。

クイーン日本びいき
アルバム「メイドインヘブン」収録冊子より

クイーンの日本びいき「初来日」

クイーンが初めて来日したのは1975年4月17日。

5月1日までの2週間で全国6都市7公演を行いました。

メンバーが日本に空港着いた時は、数百人のファン(特に女性ファンが多かった)と報道陣で大混雑。

来日した時の様子をメンバーはこう語ってしました。

あの当時の我々は英国でもまだ成功しておらず、外国では全く無名。だから日本行きは初めての経験だったよ。先の予想なんかなかった。

飛行場で何百人のファンに会った時はびっくりしたね。

大混雑だった。あんなに騒がれたのは初めて。とにかく大変だった。ホテルのいたる所でファンに追い回されたよ。

ジョン・ディーコン 来日時のインタビューより

ブライアンメイも当時の記者会見で、

目がくらむようです。なんと言っていいか…

我々は完全に圧倒されてしまっています。こんなことは他の国では1度もなかった。

ブライアン・メイ 1975年来日記者会見より
クイーン初来日の映像

映像でも少し出ていますが、フレディが持っているけん玉はファンからのプレゼントです。

クイーンの日本びいき「日本独自のベストアルバム」

日本独自のベストアルバムも存在します。さすが元祖クイーン大国・日本。

その名も「ジュエルズ」。タイトルはブライアン・メイの考案です。

1と2どっちも入ってる曲が良すぎ。クイーンの歴史をギュッとしたような名曲だらけのラインナップです。

「ジュエルズ」と「ジュエルズ2」があればクイーン入門編は完璧です。

これについてメイは「クイーンのベストアルバムが日本で売れていることを聞いてとても驚いています。クイーンが日本にとって外国アーティストの中では大きな存在だということは知っていましたが、日本の音楽史の中ではクイーンは小さい存在だと思っていました。けれども今回のヒットで日本の大物アーティストと肩を並べられてとてもうれしいです」と語っている。

Wikipedia「クイーン」より抜粋

ジュエルズ

2004年のドラマ「プライド」で「I Was Born To Love You」が使われたことがきっかけで発売。

オリコン初登場1位、150万枚の大ヒットとなりました。

ジュエルズ2

前作のヒットから約1年後に発売。

1に比べると少しメジャー度が低い曲も入っていますが、有名な曲ばかりです。

クイーンの日本びいき「手をとりあって」

クイーンと日本との関係で欠かせない曲があります。

teo torriatte(手をとりあって)

手を取り合って このまま行こう 愛する人よ
静かな夜に 光を灯し 愛しき教えを抱き

と歌っています。

クイーン5枚目のアルバム「華麗なるレース」に収録されました。

あとがき

2019年には映画「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットもあり、日本で「第33回日本ゴールドディスク大賞」で4部門を受賞しました。

インタビュー映像でも日本への愛が感じられてファンとしてとても嬉しいです。

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